正月明けにテレビを見ていたら、某通信教育のCMが流れていました。
なんでも2021年の通信教育の受講者は、2020年の150%になったとか。
150%というと1.5倍。当たり前ですが、それにしてもすごい数字です。
コロナが怖いから家でおとなしくしていよう。
かといって何もしないで家でゴロゴロしたり、酒を飲んでばかりいたりしたらつまらないし、自分のためにもならない。
どうせ家にいるなら、将来的に役に立つことをしておこう。
そうだ、資格だ。家で資格の学習をしよう。
というわけで、在宅で通信教育を受講する人が増えたのだと思います。
これもやはり、コロナ禍の影響に違いありません。
とすれば、通信教育と同じようにWEB授業の需要も高まるはずです。
現にうちの息子は大学生ですが、この2年間、1度も学校に行ったことがありません。
これがいいことかどうかは別として、今後WEBを使っての授業は増えていくことでしょう。
ただし、デメリットもありますよね。
例えば、第一に仲間ができない。
対面式の授業であれば、一緒に授業を受けている方々と友達になって情報交換をしたり、愚痴をこぼしたりすることができます。しかし、WEBではできません。
次に講師とのコミュニケーションがとりづらい。
WEB授業は、講師からの一方的な講義で終わりますから、質問もリアルタイムにはしにくいかもしれません。
そして何より、これが第三ですが、けじめをつけにくい。
ぴしっとした性格の方であればそんなこともないのでしょうが、家で授業を受けるということは、メリハリがつけにくいということです。例えば、WEB授業の最中に子供が泣きだしたら、何があったのということになる。どうしても、WEBから離れなくてはならない。集中して講義を聴くことができない。
対面式であれば、『教室』という異空間にいますから、雑多なことに心惑わされることはありません。
いずれにせよ、これからWEB授業のニーズが高まってくるのは必至です。
ボクも、WEBを見ている方にもわかりやすい授業を心がけます。