試験が終わって、ほっと一息。
しばらくは、達成感、虚脱感、解放感……、さまざまな思いを胸に社労士試験のことなど忘れてしまって構いません。しかし、束の間の休息が終わったら、次の行動を考えなければなりません。
――そうです、合格発表日までどう過ごすかです。
社労士試験に手ごたえを感じていらっしゃる方は別として、「ああ、だめだった」と感じている方は、来年度に向けて、いつから、どのように、学習をはじめるかを考えはじめなければなりません。
試験が終わったからといって、いつまでも遊んでいたら、せっかく覚えた知識が、頭のてっぺんから蒸発し、消えてしまいます。(ボクの経験では、試験が終わると、恐ろしいくらいのスピードで学習したことは消えています)
それって、もったいなさすぎです。また、ゼロから覚え直しなんて、絶対にいやですよね。
かといって、いまからフルアクセルで学習を始めたら、来年の試験日には、心身が故障してしまうかもしれません。
ということで、毎日少しずつ、記憶が消えない程度に、普段からテキストに目を通しておいた方がよいと思います。もちろん、一気にアクセルを踏み込まないように、エンジンを掛けてアイドリングをしている程度の学習を心掛けるとよいと思います。
このとき、来年度受験用のテキストを購入して学習を始めたほうがいいです。
もったいないからと、前年のテキストを使って学習を始めると、既に法改正になっている部分がありますから、間違えていることを覚えてしまうことになります。
社労士試験は、恐ろしいくらい法改正が多いですから、前年のテキストは、思い出として棚にしまっておくか、ポイしてしまうか。
そして、合格発表後に、
資格の学校に行くのか? 行くとしたら、どの学校の、どのプランを選ぶのか? それとも自学をするのか? 通信教育を受けるのか?
来年度の学習プランを練りましょう。
先手必勝、少しずつテイクオフして、来年度の受験こそ、社労士試験合格を勝ち取ってください!