高年齢雇用継続給付について、厚生労働省のホームページには次のように書いてあります。

 

高年齢雇用継続給付は、高年齢者の就業意欲を維持、喚起し、65歳までの雇用の継続を援助、促進することを目的とし、60歳到達等時点に比べて賃金が75%未満に低下した状態で働き続ける60歳以上65歳未満の一定の雇用保険一般被保険者に給付金を支給する制度です。

 

そして、高年齢雇用継続給付には、60歳を過ぎて継続雇用されている方への給付である「高年齢雇用継続基本給付金」と、60歳を過ぎて再就職した方への給付である「高年齢再就職給付金」の2つが存在します。

 

ボクが社労士試験の学習をしていた2002年は、

ボクの記憶が正しければ、実際に支払われた賃金額の25%が支給されていました。

 

それが、いつの間にか、実際に支払われた賃金額の15%になり、

2025年4月からは、実際に支払われた賃金額の10%になります。

 

育児休業関係の給付が増え、児童手当の額が上がる一方で、高齢者への給付は下がるのみ。

世知がない法改正だなって思います。

 

最近の60歳は昔に比べて元気だから働きなさいって声をよく聞きますが、

多分昔とそんなに変わらない。

平均寿命が延びたとはいえ、元気な人は元気ですからね。

 

下記のページを確認してみてください

令和7年4月1日から高年齢雇用継続給付の支給率を変更します|厚生労働省

 

ということで、1月25日にガイダンスがあります。

皆様ぜひお越しください!