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ときどき社労士試験を学習しはじめてすぐに、「社労士試験は自分に合わない」、「社労士試験のための学習をしたくない」とおっしゃる方がいます。理由は、法律分野の科目が苦手というわけでも、基本的に勉強が嫌いというわけでもありません。むしろ行政書士や司法書士の資格を持っている人が、このようにおっしゃいます。

 

それはなぜか?

 

社労士試験と他の資格試験との大きな違いというべきか、社労士試験の特色というべきか、とにかく社労士試験は、覚えなければならない数字が異常に多いということが一番の理由と考えられます。

 

過去の選択式の問題を分析したところ、平成27年度は全体の42.5%、平成26年度は全体の57.5%、平成25年度は全体の57.5%が、数字に関わる問題でした。つまり、数字が苦手な方にとっては、苦痛この上ない試験ということになります。
実際、「書類の提出期限」だったり、「時効」だったり、「保険給付」に関するものだったり、「罰則」だったり……。年金の問題などでは「生年月日」を覚えなければならないものもあります。
これが他の資格試験にはない大きな特徴といえるでしょう。そういう意味で、社労士試験は独特であり、難易度が高いといわれる要因になっていると思います。

 

だけど、思い返してみてください。
中学生の歴史の授業で、いろいろと年号を覚えさせられましたよね。小学校のときにも円周率だなんだって覚えさせられました。多くの人は、そこで挫折せず、色々な工夫を凝らして、覚えたのではないでしょうか。

 

そう、「工夫」です。要は「工夫」次第です。
例えば、中学生、高校生の頃のように単語帳を使って覚えていく。トイレに数字に関連する事項を貼りまくり、あちこちの壁にも数字を貼りまくる。
そうすれば嫌でも覚えていくと思います。

 

もちろん数字以外も疎かにできませんが、社労士試験を嫌がる人の多くが「数字に対する憎悪」に起因するものです。

 

みなさんも数字を覚えることのコンプレックスから脱却して、社労士試験に挑んでみてください。

 

 

 

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