6月5日、土曜日。メダリストクラブの第3回社労士講座が終わりました。
第3回は一般常識。
前にも書きましたが、受験生が一番苦手とする科目です。
朝10時。これから始まるだろう戦闘に備えて、教室内は静かなムードに包まれています。
特にその日はいつもと違う一般常識。誰もが不安と緊張に胸が張り裂けんばかりです。
逃げてしまいたい。
でも、逃げたら負けだ。戦うしかない。
本当のところ、皆さんがそんな思いだったかどうかは知りませんが、一般常識について、ボクから伝えられることは伝えました。
まずは、労働契約法や労働組合法などの労働各法、国民健康保険法や介護保険法などの社会保険各法については満点が取れると自分で思えるほど完璧にしておくこと。
一方、労働経済、統計のほうは、どこから出題されるかわからないので、どうしようもないこと。もし、目を通すならホームページとか、眺める程度でもいいから見ておくこと。
正直、択一式問題では、労働経済、統計の問題は10問中2問程度です。しかし、これが選択式にズドーンと出題されたら困る。というか、出題されることが多い。
この解答の際、「いかに幸運をつかむ」か、「勘がさえるか」は、日ごろの努力が関係していること。
ボクも、19年前に社労士試験を受けたとき、選択式に「GNPの成長率」が出題された記憶があります。(夢じゃないよな?)
この記事、たまたま読んでたんですね。
だから「え?」と思いつつ、答えられました。
当時は社労士試験受験にすべてをかけていて、新聞を読む余裕さえなかったのに、あの記事だけ、なぜ読んでいたのか? しかも、どうして記憶していたのか。
やっぱり、ボクの努力を見ていてくれた人がいたんだと思います。
運も努力次第。
ボクが言うと、受講生はしっかり頷いてくれました。
まあ、要するに努力は裏切らない。
みなさんも運を味方につけられるよう頑張ってください!