5月6日はメダリストクラブの2回目の講義でした。
社会保険法関連、具体的には「健康保険法」「国民年金法」「厚生年金保険法」についてお話させていただきました。
(数か所テキストに間違いがあってごめんなさい……)
みなさん遅刻することなく会場に集まり、緊張した面持ちです。
休み時間もテキストを広げて、例年以上に真剣さが伝わってきました。
できることなら全員に合格してほしい……。
本気でそう思っています。
ところで、今日の3つの科目のうち、受験生にとって一番の難所になるのは「厚生年金保険法」だと思います。ボクも受験生のとき、厚生年金保険法がなかなか頭に入らなくて、苦労した思い出があります。
ボクの厚生年金保険法の攻略は、国民年金法を頭に入れることから始まりました。
厚生年金保険法に比べ、国民年金法は簡単ですからね。
一番いやな合算対象期間は、最後の最後に瞬間的に覚えればいいし、あとは覚えることはそう難しくはありません。8点以上は捕れる科目だと思います。
そして、国民年金法を覚えてしまえば、厚生年金保険法と被る部分がありますから、
この部分については省略していきます。
そもそも国民年金法の給付も、厚生年金保険法の給付も、骨組みは簡素です。
これに「振替加算」だったり、「経過的加算」だったり、「中高齢寡婦加算」だったり、さまざまな加算が行われることで複雑になっているのです。
この加算の仕組みさえ頭に入れば、なんとく迷宮から脱出できると思います。
(生年月日関連の記憶も面倒ですが……)
「支給停止事由」や「失権事由」、「減額事由」などは覚えるしかありません、
とにかく上手に暗記してください。
昨今暗記を否定する風潮がありますが、ボクは覚えなければならないことは覚えなければならないと思います。
みなさん! がんばってください。