社労士試験ってどんな雰囲気で、どのような話があるのか。どのようなことをしなければならないのか。初めて受験する人にとっては未知の世界です。
先日、昨年受験した人から聞いた話なのですが、今は水を飲むときにも手を上げてその許しを得なければならないそうです。
のどが乾いたら、すっと右手を上げる。
そして、「水を飲みたいです」と、小声で言う。
「よし」と試験官がOKを出したら、水分を補給する。
まどろっこしいです。面倒です。
できるだけ水を飲まないようにしようかなって、そんな考えが頭をよぎります。
だけど、だけどですよ、社労士試験は8月の終わり。いくら試験会場はエアコンが利いているとはいえ、試験時間選択式80分、択一式210分の長丁場です。水を飲むなというのがムリな話。水を飲まなければ頭がボーっとして思うような点が取れません。だから、絶対にみなさんは我慢しないでください。水を飲みたくなったら、何度も何度も手を上げちゃってください。
ボクが受けた2002年には、「水を飲むときには手を上げなければならない」なんてルールはありませんでした。もちろん、用を足したいときには手を上げて、試験官と一緒に行かなければなりませんでしたが、トイレならなんとか我慢できますからね。しかも、受験生は、みんないい大人なんだから、試験時間中に、行ってせいぜい1回です。水分補給とはわけが違う。
こういうことって、最近受験した人にしかわからない情報です。
「こんなこと訊くのって失礼かな」なんて思っていないで、昨年受験した人を見つけたら、どんな雰囲気だったか、どんどん聞いたほうがいいと思います。
携帯はどうするの?
食事は?
会場の雰囲気は?
机の上に出していいモノって?
ほら、訊いておいた方がいいことっていっぱいありますよね。
最近の試験のことは、ある程度知っておいた方が、精神的に楽だと思います。