リオではオリンピックが始まりました。夏の甲子園も開幕です。
今年の夏は、いつもの夏よりも面白そうなことが山盛り。誘惑がいっぱいです。
といっても、社労士試験まで2週間ちょっとしかありません。受験生のみなさんは、きっとこの誘惑に打ち勝っていることと思います。
さて、既述の通り、あと2週間ちょっとで8月28日。社労士試験日です。
ここから試験日まで、どのような学習をするのか、どのような過ごし方をするかが合否に掛かってくると思います。気を引き締めて、着々とゴールに向かって進んでください。
では、試験日までにどのような学習をしておけばいいでしょうか。
もちろん受験生の方々の進捗度はさまざまです。当然人によってやるべきことは異なると思いますが、順調に進んでいる方とそうでない方で分けて考えてみたいと思います。
まず、「テキストに書いてあることは一通りすべて頭に入って、ぐちゃぐちゃになった記憶も整理することができた」という学習が順調に進んでいる方は、白書に目を通しておくことをお勧めいたします。かといって「厚生労働白書」や「労働経済白書」を読む必要はありません。白書対策のテキストは、書店に行けば簡単に手に入ります。白書対策のテキストに目を通しておけば、試験のときに、「あ!」と思うことがあるかもしれません。
労働経済等の白書関連のデータに関しては、何が出題されるかわかりません。必死に覚えるのではなく、新聞を読む感覚で目を通しておけばよいと思います。その上で、自分の弱点克服(問題集でできなかった問題が中心)に時間をかけてください。その上で、毎日のテキストの読み込みもお忘れなく。
次に、進捗具合の芳しくない方については、数字を中心に学習しておくとよいと思います。
まずは、数字から確実に記憶していく。その覚えた数字に絡めながら、数字以外の部分を肉付けしていくとよいと思います。とりあえず、絶対に数字の問題は出題されます。そのときに、「数字だけは絶対にできる」という自信を持てるようにしておきましょう。もちろんテキストの読み込みは毎日続けてください。ここからの大逆転だって、あり得ないことではありません。
さて、8月も中旬になり、暑さのあまりビールを飲みすぎてしまったり、夏ばてをしたり……、なんやかんやいっても、一番大切なのは体調管理かもしれません。1年を費やして、せっかく完璧に学習してきたのに、試験当日に高熱を出してしまったり、腹痛を起こしてしまったりでは、洒落になりませんからね。