前回は「労働基準法」と「労働安全衛生
法」について、今年出題される可能性が
高いのではないかと思われる部分につい
て書きました。

 

今回は、「労働者災害補償保険法」と「
雇用保険法」、ついでに「労働保険徴収
法」の今年の出題の展望について見てい
きましょう。

 

まず「労働者災害補償保険法」ですが、
労働安全衛生法でも書きましたが、昨今
話題になっているブラック企業問題~長
時間労働に関連するものが出題されるの
ではという気がします。
労働基準法の改正で、長時間労働につい
て改善勧告をしたにもかかわらず、これ
に従わない会社の公表制度がはじまるか
も。。。。なんて話も出ています。

 

「過労死」とか「精神障害」などは、労
働者災害補償保険法の範疇の話です。
よーくチェックしておきましょう。
あとは法改正のあった特別加入の申請期
間については、絶対に押さえておきまし
ょう。

 

雇用保険は、育児休業給付金の11日以上
労働したとしても80時間以下であれば、
育児休業給付金が支給されるという法
改正部分。昨年の180日まで67%、181日
後は50%という給付率とともに完璧にして
おきましょう。

 

あとは専門実践教育訓練給付に係る教育
訓練給付金。
これも必須です。
労働保険徴収法は、数字の改正が多かっ
たですね。これもしっかり押さえておき
ましょう。
社労士試験まで1箇月。
短期計画は立てましたか?

 

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