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時間は皆平等に与えられています。
「私だけ、1日が20時間しかない」とか、
「ボクは30時間あるもんね」なんて人は絶対にいません。
となると、社労士試験に合格するためには、効率的に学習をすることがキーとなります。
言い換えれば、限られた学習時間を効率的に活用しなければなりません。

 

では、効率的に学習するにはどのようにしたらよいのでしょうか?

 

まずは、「原則」を覚えることです。その上で、例外を覚えていく。

 

例えば、「賃金の支払いの5原則」ってありますよね。この原則を一気に覚えてしまう。
その上で、この原則の例外を覚えていきます。
こうすれば、はじめからきっちり整理して覚えられますね。後々整理に時間が掛かりません。

 

もうひとつは、「まずは原則を覚える」に近いのですが、
「最初に多数派を覚える」ということです。
例えば、健康保険法の事業主の届出ですが、ほとんどの書類が「5日以内」です。
これが「多数派」。
この「多数派」を覚えたら、「少数派」をピックアップして覚えていきます。

 

・算定基礎届は「7月10日まで」
・月額変更届は「速やかに」
・代理人選任又は解任の届けは「あらかじめ」
・氏名変更届は「遅滞なく」
・協会管掌の住所変更届は「遅滞なく」

 

こうしてみると、おおおおーっ!
「変更」関係の書類に少数派が多いぞ! って気づきます。
あとは全部「5日以内」――これでOK。どうです、一発で覚えられたのではありませんか。

 

ついでに、似たような部分は一緒に覚えてしまうってことも、効率的に学習するためには必要なことです。

 

例えば、今お話しした健康保険法の事業主の届出ですが、厚生年金保険法の事業主の届出と似ていますよね。だったら、一緒に覚えてしまって、違うところをピックアップする。横に並べてみると、色々なことが見えてきます。例えば、健康保険法は、船員保険法の適用を受ける船員は適用除外ですから関係ありませんが、厚生年金保険法は「船舶所有者」と「船舶所有者以外」で届出期限が異なります。「船舶所有者」の届出は基本「10日以内」、「船舶所有者以外」は、言わずもがなです。

 

こんなふうに一つの部分を特化して覚えるのではなく、色々な部分を絡めながら覚えることもポイントになってきます。

 

まあとにかく、社労士試験を突破するためには、時間を有効に使わなければなりません。

 

 

 

 

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