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正直、ボクが受験したとき、一番自信があったのが「労働基準法」でした。なぜなら、他の科目と違ってかぶりがないから整理をつけやすい。内容も面白いので、興味を持ってテキストを読むことができる。社労士試験を受けようと思ったときに、まずどの科目よりも先に目にする科目である……。

 

当時のボクにとって労働基準法の択一式は、10点満点をゲットする予定の科目でした。

 

それが、どういうわけか5点しか取れなかった……。

 

最近の労働基準法は、条文そのものよりも、通達よりも、判例からの出題が非常に多くなっています。しかも、ボリュームがすごい。労働基準法だけでものすごいページ数を割いていることもあります。

 

結果、労働基準法の問題をやり終えるのに、ボクは1時間以上掛かってしまいました。これって、後の科目の問題を解くペース配分を考えたら、かなり慌てます。(ボクの場合、結局、労働基準法が長かっただけで、他の科目が短かったので余裕で間に合いました)

 

ボクが受験した年くらいからの傾向なのですが、労働基準法は、とにかく問題文が長い。読んでいて嫌になってしまいます。いや、下手をしたら読んでいるうちにうとうとしてしまいます。なかなか前に進まないのでイライラしてしまいます。

 

問題文が長いということは、論点がどこにあるのかを、しっかり見極める力が必要になるということです。(これって、ある意味で国語の読解力みたいですね)

 

どの科目も同じですが、難しいといっていては埒があきません。

とにかく基本的な事項はすべて抑える。記憶する。条文や通達はすべて頭に叩き込む。

 

また、最近出題が具体化してきていますから、具体化した形で出題されても、慌てないよう論理的に考える力を養うことも必要となります。そのためには、お手元にある問題集を、何度も何度も繰り返し解いていくことが重要になるのではないでしょうか。

 

 

 

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