社労士試験の学習方法は、大別すると3つあると思います。

1つ目は資格の学校に通うこと。

充実したテキストをつかって、毎週1日とか2日とか、ペースを保ちながら学習していくことができます。もちろん週に2回、学校に通うだけで合格できるようなものではなく、学校に行く日以外の日も、ずっと自学する必要はありますが、質問できる先生、切磋琢磨できる同志(仲間)がいることもメリットになると思います。

特に社労士試験は、どこかで挫折しそうになる場面があります。

そんなとき、モチベーションを維持するには、仲間の存在は大きいと思います。

金額が決して安くないですが、充実した学習ができると思います。

 

2つ目は通信教育を受ける方法。

いまネットを使ったものや、従来のテキスト学習型、いろいろな通信教育がありますが、これらを使って学習する方法があります。

定期的に教材が送られてきて、いろいろとやり取りしながら学習すると思うのですが、

弱点はモチベーションの意地が難しいことだと思います。

一度挫折するとずるずるやる気をうしなって、気が付けば試験を受けるのをあきらめている。

そんなことになりがちかもしれません。

 

3つ目は書店で売っているテキストで学習する方法。

テキストは4,000円程度、問題集は2,000円程度だと思いますが、

これらを使って自学する方法です。

安く済むのはいいのですが、これこそモチベーションの維持が難しい。

わからないことがあっても、インターネットで調べるくらいがせいぜい。

誰も教えてくれませんから、

「わかんないから、もう、やーめた!」

なんてことになりがちです。

また、テキストを全部覚えたところで、十分とは言えないという不安もあります。

 

ということで、社労士試験を受ける決意をされた方、

来年の試験日まで、どのように学習していくのかを、ご自分の予算、性格などを考慮して、じっくり考えてみてください。