ボクが社労士講座のガイダンスでよく言うことなのですが、
社労士試験に合格するためにした学習は、絶対に無駄にはなりません。人生のどこかで必ず役に立つはずです。
何が言いたいかというと、例えば、
社労士試験に3回チャレンジしたが合格しなかった。
ああ、自分にはきっと向かない資格なんだってあきらめた。
3年も学習したのに時間の無駄だったな。
って、そう言うことにはならないってことです。
仮に運悪く合格することができなかったとしても、社労士試験で学習する内容って、
例えば、雇用保険だったり、健康保険だったり、年金だったり……。
自分が生きていく中で、絶対にどこかで出会うものです。
会社を辞めたけど雇用保険は?
病気になって働けないんだけど健康保険は?
夫が亡くなったんだけど年金は?
って、人生にはいろいろあると思います。そのたびに社労士試験のために学習したことが役に立つ。
国は、個人個人に「こんな時には雇用保険からこのような給付がありますよ」とか、「あなたにはこういう年金が出ますよ」とか、そんなことを親切には教えてくれません。ご本人が知らなければ、そのままスルーされるだけです。
実際、雇用保険からの給付や健康保険からの給付を知らずにスルーされた件を、ボクもいくつか知っています。
もちろん合格するに越したことはありませんが、仮に合格できなかったとしても、これらの知識って大切です。知らなかったら損をすることばかりですから。
ということで、社労士試験の学習は人生の役に立つよというお話でした。