よく訊かれることがあります。
「社労士って何をするんですか?」
ボクが「社労士をやっています」と言うと、
かなりというか、ほとんどの人が同じ質問をぶつけてきます。
社労士ってそれだけマイナーな資格なんでしょうね。
社労士の業務を知っているのは、
たぶん社労士自身と、企業の人事部くらいかもしれません。
ということは、裏を返せば、社労士試験に合格したところで、
「何をしていいかわからない」
という人がたくさんいるはずということです。
あまり知らない資格ですから、不安ですよね。
ボクもまったく社労士の仕事などわからずにこの世界に入ったのですから、
今思えば「何を考えていたんだ?」って不思議です。
でも大丈夫。
社労士に合格した後は、まず「事務指定講習」というものを受けます。
これはいわゆる社労士初心者のための研修です。
通信教育で書類を書いて、最後に4日間、対面の講習を受けます。
初心者はこれを受けないと、社労士試験に合格しても、社労士になることはできません。
また、毎月地区の支部会で研修をやっています。
これに参加していれば、顔見知りもできますし、親切な方がいて、いろいろと教えてくれるから大丈夫です。
どうですか?
安心しましたか?
ということで、前々から書いていますが、社労士試験で学習することは、知識として必要なことばかりです。仮に学習して落ちたとしても、「損した」と思うことは絶対にありません。
みなさん、ぜひチャレンジしてみてください。