社会保険労務士は、社会保険各法と労働各法のプロフェッショナルとして業務を行っています。ということで、当然試験科目は社会保険各法と労働各法なのですが、具体的には次のものが試験科目となります。
1.労働基準法
2.労働安全衛生法
3.労働者災害補償保険法
4.雇用保険法
5.労働に関する一般常識
・男女雇用機会均等法 ・育児介護休業法 ・労働組合法 ・職業安定法
・労働者派遣法 ・労働契約法 その他労働関係の法律
6.健康保険法
7.厚生年金保険法
8.国民年金法
9.社会保険に関する一般常識
・国民健康保険法 ・介護保険法 ・確定拠出年金法 ・確定給付企業年金法
・高齢者医療確保法 ・船員保険法 その他社会保険関係の法律
上記を見てお気づきの通り、社会保険労務士の試験科目は、年金だの、雇用保険だの、知識があって損のないものばかりです。
いま、受験しようかどうか迷っている方。社労士試験の受験科目を学習して、仮に落ちたとしても、行った学習、身につけた知識は、決して無駄にはなりません。
自分が失業したとき、病気をしたとき、年金をもらうときに、必ず役に立つ内容ばかりです。もちろん合格することが重要です。合格すれば、社会保険法、労働法のプロと国からのお墨付きをもらえますからね。
だけど、
「1年学習したにも関わらず合格できなかったら、掛けた時間とお金が勿体ないよなあ」
そう考えているとしたら間違いです。
社労士の資格試験は1年に1度しかありませんが、また次の機会に受験すればいいわけですし、なによりも、学習して身に着けた知識が、自分の、あるいは、自分の周囲の人の役に立つことは間違いありません。
いま、「落ちたら嫌だしなあ」と受験をためらっている方、ぜひチャレンジしてみてください!