何回か前にテキストの選び方について書きました。
今回は問題集の選び方について書きたいと思います。
ただし、ここに書くのはテキスト選びと同様、あくまでのボクの趣味なので、ご自分の考えを尊重していただきたいと思います。
まず社労士試験の問題形式は、「選択式問題」と「択一式問題」の2種類あることはご存知だと思います。
「選択式問題」の問題集については、持ち運びが便利なサイズのものがいいと思います。特に赤いシートで解答を隠せるものがありますが、電車等の移動時間に学習しようという人にとっては威力を発揮します。だから、お勧めです。「選択式問題」の問題集については、移動用とデスク用で分けるのも手かもしれません。
「択一式問題」の問題集については、「選択式問題」の問題集よりも多種多様です。「択一式問題」問題集パターンについては、次のものがあると思います。
1.○×形式:1つ1つの設問について、○か×かを解答していく形式
2.五択形式:本試験と同じようにA~Eの選択肢があって、五つの選択肢から正しいもの、あるいは、誤ったものを回答していく形式
3.過去問形式:過去に出題された問題を中心に作成された問題集
4.オリジナル問題形式:過去に出題されたものではなく、出版社独自の問題で構成された問題集
ボクのおすすめは、「1.○×形式」の「3.過去問形式」です。なぜかというと、まず「○×形式」の場合は、すべての設問をじっくり読みますよね。その上で論点となる部分を探して〇か×かを判断していきます。ところが五択形式は、1つ「これは!」と思うものを見つけてしまうと、他の選択肢に書かれたことを読まないで終わらせます。つまり、問題集を全部やったようでやっていないという現象が起こり得ます。
また、「3.過去問形式」の問題をやっていると気づくのですが、不思議と同じ論点の問題に何回も出くわします。つまり、過去の試験において、結構同じ部分が論点となっていることが多いわけです。これを感覚的に把握することができます。
といっても好き好きです。皆さんも自分に合う問題集を見つけて、徹底的に学習してください。