来る11月10日金曜日、社労士試験の合格発表がありました。
今年の合格率は……、じゃじゃじゃじゃーん!
35億……ならぬ、6.8%でした。
合格された方、おめでとうございます。せっかくゲットした資格です。社労士の資格を生かし、なお一層精進していただきたいと思います。
不合格だった方、気持ちを落とすことなく、来年に向けて全力を注いでください。
昨年が4.4%、一昨年が2.6%ですから、合格率は、多少上がりました。といっても、6.8%という数字は、まだまだ難関と言える数字です。
過去10年の合格率を見てみましょう。
平成20年:7.5% 平成21年:7.6% 平成22年:8.6%
平成23年:7.2% 平成24年:7.0% 平成25年:5.4%
平成26年:9.3% 平成27年:2.6% 平成28年:4.4%
平成29年:6.8%
そこである社労士の言っていたことを思い出しました。
「最近の社労士の合格率が低いのは、難易度が上がったからではなく受験生のレベルが落ちているからだ」
もしかしたらそうなのかもしれません。もしそうであるならば、真剣に学習した方にこそチャンスがあるということです。ですから、これから学習をしようという方、今年は残念な結果になってしまった方、来年度こそ全力を傾けて試験に挑んでいただきたいと思います。
合格者の最低年齢は17歳、最高年齢は74歳。
17歳といえば高校生。高校生が試験を受けたことにも、74歳の方が必死に学習したことにも、いずれの方にも脱帽です。
みなさまも負けることなく社労士試験に挑んでください。
選択式で救済が行われたのは「雇用保険法」と「健康保険法」、択一式で救済が行われたのは「厚生年金保険法」でした。もしかしたら今年は救済なしかと思っていましたが、救済はしっかり行われました。よかった、よかった……。
いずれにせよ来年の試験の合格発表の日に祝杯を挙げているのは、あなたです。ただし、並大抵の努力では、祝杯を挙げることはできないと思ってください。
みんな、がんばれーっ!
ボクはがんばるみなさんを応援します。