7textbook

 

 

 

 

前々回も書きましたが、そろそろ書店に来年度版の社労士試験のテキストが並びはじめています。各社とも気合いを入れてテキストを作成していると思いますが、毎年ガイダンスで「どのようなテキストがいいのか」って訊かれます。

 

昨年は、聴講者に質問される前に「テキストの選び方」についてお話したところ、「もう買ってしまった。もっと早く聞いておけばよかった」と言われましたので、今年は早めにテキストの選び方についてお話します。

 

正直、社労士試験のテキストは、どの会社も、いい意味で五十歩百歩。そりゃあそうですよね。だって、学習してみて全然使えないなんて受験生の間で噂にでもなったら、淘汰されてしまいますからね。毎年書店に並ぶテキストは、淘汰をされていないテキストですから使えるものに決まっています。

 

あとは、書店でいろいろ手に取って、ページをめくってみてください。

 

例えば、「このテキストが一番安いから」とか、「このテキストが一番薄っぺらいから」とか、そんな理由で選ぶのはやめたほうがいいです。テキストの金額も五十歩百歩。厚さもある程度ないと信用置けません。

 

ページをめくってみたら、あるテーマを決めて(例えば労働基準法の割増賃金の部分であれば、その部分)、すべてのテキストを読み比べましょう。

 

見比べるのではなく、読み比べるのです。

 

どのテキストが一番読みやすかったですか?

皆さんが手に取って、ページをめくって、一番読みやすかった本が、自分に合うテキストです。

 

一冊のテキストを買ったら、迷うことなくその一冊を読み切ってください。間違っても、2冊、3冊と買い足さないことです。

 

中学生の頃、高校生の頃、何かというと読みもしない参考書ややりもしない問題集をたくさん買い込んだりしませんでしたか?

 

それと同じ結果になってしまいます。

 

みなさんが最良の一冊と出会えますように。お祈り申し上げます。

 

 

 

 

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