社労士試験の出題形式のことですが、

 

「今年こそ合格するぞっ!」
「今年は記念受験じゃなくてマジ受験するぞっ!」

 

とお考えの方は、当然ご存知のことと思います。

 

もちろん

 

「今年初めて受けるつもり―っ」

 

っていう人も、ちらちらっと問題集なんかに目を通したのではないでしょうか。

 

社労士試験の出題形式を大きく分けると「選択式」と「択一式」の2つです。

 

選択式:文章中の5つの空欄に当てはまる語句等を20個の選択肢から選ぶ問題です。
労働科目、社会科目から各4問ずつ、計8問出題されます。
配点は、各問1点とし1科目5点満点 合計40点満点です。

 

択一式:A~Eの5つの選択肢の中から1つを選ぶ問題です。
労働科目、社会科目から各35問、計70問出題されます。
配点は、各問1点とし1科目10点満点、合計70点満点です。

 

ここで何を困っているかというと、択一式の問題。

 

昨年までは「択一式」の出題形式は

 

①A~Eの5つの文章の中から正しいもの、
あるいは、誤ったものを選ぶ方式

 

②ア~オの5つの文章の中から「アとイ」のような正しい組合せ、
あるいは、誤った組合せを選ぶ方式

 

の2通りだけだったんですね

 

正直、この2つはさほど面倒ではありません。

 

①は所詮5択です。自信のあるものを消していって、
2択くらいまでいけば、どちらかが正解です。

 

②はむしろ消去法で解いていけば①よりも簡単。

 

ところが、昨年からはじまったのが、「個数問題」

 

③A~Eの5つの文章のうち、正しいものはいくつあるか、誤っているものはいくつあるか
っていう問題です。

 

これ、前々から行政書士試験なんかであった出題形式なんですけど、
結構ややこしいです。

 

だって、①の方式のときは、消去法で消して最後に2つ残ったとき、

 

「えいやーっ!」

 

どちらかが答えってことが多いわけです。

 

だけど、個数問題の場合、仮に最後にAとBが残ったとき、

 

「両方とも正しい」

 

つまり、「2つ」なんて答えもあり得る。

 

これってややこしいですよね。

 

「AとBのどちらかは絶対に誤っているんだ」
って考えながら答えを選ぶのと、

 

「もしかしたらどちらも誤っているかもしれない・・・・・・」
って考えながら答えを選ぶのとでは気分が違います。

 

より論点をはっきりさせてテキストを覚えなければなりません。

 

昨年は個数問題は4問だったけど、今年は何問になるだろう?

 

ちなみに社労士試験オリジナル問題集を下記からダウンロードできます。

 

https://www.sharoshi-go.com/#section-12

 

ボク、メダリストクラブっていうところの社労士講座で教えているんですけどね、
今年はどんな形の授業にするべきなのか、いま熟考中です。

 

ぐう……。腹減った……。
昔からちょっと頭を使うとすぐに腹が減る……。

 

嘉瀬 陽介