社労士試験の受験科目をおさらいしておきましょう。
①労働基準法
②労働安全衛生法
③労働者災害補償保険法
④雇用保険法
⑤健康保険法
⑥国民年金法
⑦厚生年金保険法
そのほか、労働契約法、労働者派遣法、職業安定法、パートタイム・有期雇用労働法、国民健康保険法、介護保険法、確定拠出年金法……。
まだまだあります。
これを見てお気づきと思いますが、知っていて損のない法律ばかりです。
例えば、失業したとします。このとき雇用保険法に関する知識がないと、損をすると思いませんか? もしかしたら、基本手当以外に何か給付を受けることができたかもしれないし、失業していなくたって雇用保険から給付をうけることができます。
例えば、年金の知識がないと、年を取ったときに損をするような気がしませんか? どんな場合に老齢基礎年金、老齢厚生年金が受給できるのか? どんな場合に遺族基礎年金、遺族厚生年金が受給できるのか? 老齢厚生年金と遺族厚生年金、どっちの年金をもらったほうが得なの? 年金をもらう年になったら、きっとそんな悩みが出てくるはずです。
例えば、健康保険のメリットは医療費の3割負担だけじゃないって知っていましたか? 仕事を私傷病で休んだら、1年6カ月の間、傷病手当金という生活保障のお金を受け取ることができます。被保険者が出産したら出産手当金や出産育児一時金がもらえ、被扶養者が出産したら家族出産育児一時金がもらえます。知らないと損をするかもしれませんよね。
社労士試験を受験するということは、生きていく上での必要事項を覚えることができるということです。したがって、社労士試験を受けて仮に不合格だったとしても、そのために学習したことが無駄になるということは絶対にありません。
ということで、ためらっている方、ぜひチャレンジしてみてください。