昨年末、社労士になる前から友人だった行政書士の方と忘年会を行いました。その方はボクより5つ年上なのですが、結構やり手でかなり稼いでいるようです。
行政書士という仕事、正直、社労士よりも不安定です。
なぜかというと、顧問料のようなものがないから。弁護士や税理士や社労士は、毎月会社から顧問料をいただくことができますが、行政書士や司法書士は、仕事をやることによって初めてお金をいただくことができます。ただし、例えば、1年に1回定期的に提出しなければならない書類があれば、その書類に関しては1年周期で仕事をもらえることになりますが、やはり社労士のほうが安定していると思います。
話は元に戻りますが、その行政書士の方、
「そろそろ人を雇わないと駄目かなあ」
って、おっしゃるんですね。
ボクの場合、人を雇うなんてこと、到底できません。それだけの仕事がありませんし、それだけの収入もありません。また、もともと一人でやりたい派なので、仕事を増やす気もありません。
だけど、士業というくくりで見たとき、その資格で食べていける人と、食べていけない人がいるのは確かです。資格を取っただけではクライアントはできませんからね。
だれかに紹介してもらったり、営業をしたり、そんなことの積み重ねでクライアントが増えていくわけです。ですから、人づきあいが重要になります。
ボクは、内気で、小心者で、マイナス思考なので、食っていくのがやっとです。しかし、ボクよりも後に社労士になって、事務所を構えて、すでに数名の事務員を抱えている人もいます。
みなさんはどうですか?
社労士試験に合格して、どんな事務所を構えますか?
ボクみたいに「とりあえず食っていければいい」って考える方より、「ガンガン行くぞ!」って方、きっと向いていると思います。そういう方は、社労士という資格で絶対に食っていけるはずです。
社労士になってからの夢や目標を試験合格の次に置いて、自分の事務所を構えたときのことを想像しながら学習するのも、やる気が出ていいかもしれません。