弁護士のバッジはヒマワリの中心にはかり。
税理士は二重の円の中に桜。
行政書士はコスモス。
士業には、それぞれバッジがあって、それぞれ意味を持っています。
弁護士バッジのひまわりは「正義と自由」、はかりは「公正と平等」を表し、税理士の二重の円は、その側の円が日本の「日」を表し、日とともに進行していくという意味が込められているそうです。行政書士のコスモスは「調和と真心」を意味しているそうです。
ちなみに社会保険労務士は「菊の花」。菊は「公正」を意味しています。
ちょっと興味を持ったので、他の士業のバッジも調べてみました。
司法書士:五三桐(法務省の紋章)
弁理士:菊花(正義)・五三桐(法務省の紋章)
土地家屋調査士:五三桐(法務省の紋章)
むむむ、五三桐っていうのが多いけど、これってなんだろう?
調べてみました。
桐の葉を三枚並べて垂らし、その上方に、中央は花を五つ、その左右には三つずつ配した紋所で、豊臣家の紋として有名だそうです。
確かに見たことのあるような紋所。
話は逸れましたが、社会保険労務士のバッジ、一瞬弁護士バッジに見えるようで、
電車の中で女子高生とかに「あの人弁護士だよ」とか言われたことがあります。
実際恥ずかしい場面なのですが、訂正するのはなおさら恥ずかしいので黙っていますが、
まあ誇らしい限りです。
社会保険労務士試験に合格して、社会保険労務士になったら、ぜひ社会保険労務士会でご購入ください。
それにしてもバッジを買ってから20年。
昔は金ぴかに光っていたのに、いまではすっかりくすんでしまいました。
それを自分の歴史と考えるべきか、自分の老化と考えるべきか。
バッジを見るたびに複雑な思いです。