近所の方に、野球の友人に、クライアントに、最近よく訊かれます。
「社労士ってコロナの影響はないの?」
このとき、ボクは目にうっすら涙をためながらきっぱり答えます。
「ないわけないじゃないですか!」
社労士全員かどうかは知りませんが、ボクの場合、はっきり言って、コロナの影響はかなり大きいです。だって普通に考えてみてください。社労士にはクライアントがいます。そのクライアントの業績が悪くなれば、真っ先に契約を切られるのがボクたちの仕事かもしれません。
とりあえず、社員に覚えさせれば、役所への手続きはできますからね。
先日確定申告をしましたが、2019年まで少しずつ増えていた年収が、2019年の終わりにコロナが流行しはじめてからずっと右肩下がり。北海道の大倉山のジャンプ台よりも急な下降線を描いています。
大倉山ですよ。あの斜面の上に立てますか?きっと恐怖で足がすくみます。
いまボクはその急斜面を猛スピードで降下しているところです!(笑)
だけど、それが普通だと思うんですよね。
このコロナ禍のなか、多くの会社の業績は悪い。
社労士は、会社に寄り添う業務だということがはっきりわかるじゃないですか。
だから、心からの対応ができるし、しなくてはならない。
コロナ禍のなか、ぼろ儲けをしている人がいたとしたら、それはそれで立派なことだとは思いますが、「時代の流れがわからない人」「他人の痛みがわからない人」になってしまうような気がします。
まあ、コロナ禍が収束すれば、元には戻らなくても、いまよりはよくなるだろう。
大倉山のジャンプ台も遠くに飛ぶための急斜面ですからね。
きっとボクも遠くに飛べる!
ボクは、そんな思いで社労士の業務を行っています。
(ってカミさんに言い訳したら、「それで?」って、にらまれそうな気がします)