社会保険労務士に興味を持って、もし「社労士試験を受験してみようかな」なんて、思ってくれた人がいたら、まずは公共職業安定所や年金事務所に行ってみるといいかもしれません。
公共職業安定所には、例えば「最低賃金は956円です」というポスターが貼ってあったり、管轄社労士の名簿があったり、さまざまな提出書類のサンプルが置いてあったりします。年金事務所も同様、健康保険や厚生年金保険の情報で溢れています。
ああ、オレ(私)はこういうことに関係する仕事をしてみたい。そう思ったら、迷わず社労士試験にチャレンジです。
こうして、やる気をため込んだら、書店に足を向けましょう。
書店に行って、社労士試験にはどのような科目があるのか、どのような形式の問題なのか、自分にできそうかなどを市販のテキスト片手に考察してみてください。
それで興味が持てたら、受験に向かって Go! です。
学習をはじめたら、とことん本気でやってください。
正直、生半可な気持ち、生半可な学習で合格できるものではありません。とにかく、受験までは遊べない、それどころか、空いている時間はすべて学習に充てる。そんなつもりがなければ、絶対に合格することはできません。
ときどき、手が空いた時間に、軽くテキストに目を通すぐらいで合格できるだろうって、あまーい考えで受験しようと考える方がいらっしゃいますが、そんな感覚では、まず合格は不可能です。
そして、合格までに掛けられる費用や、使える時間などを考えて、自分にあった学習方法を選択しましょう。
大きく分けると、学習方法には、次の3つがあります。
1.資格の学校に通う
2.通信教育を受ける
3.独学する
それぞれ、掛けられる費用、時間に関して、メリット・デメリットがありますから、自分に一番合う学習法についてよく考えてみてください。