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弁護士、税理士、公認会計士、行政書士、司法書士……。

士業と呼ばれる資格はいろいろありますが、「社会保険労務士」という資格は、最も知られていない、マイナーな資格かもしれません。

弁護士といえば、よくドラマなんかやっているからイメージしやすいですし、法廷でカッコよく戦っているイメージがわきますよね。

税理士っていえば、その名の通り「税金」に関する仕事をするんだろうなって想像することができます。税金は、社会人であればみんな払っているでしょうし、いまひとつわかりにくい制度ですから、税理士はそのお手伝いをするってイメージです。

公認会計士は、会社の会計に関して調査をしたりなんだり、粉飾決算等の事件が起きたときなどによく名前が出てきますよね。

行政書士は、「かばちたれ」って漫画で有名になりました。「町に法律家」なんて言われています。

その点、社労士ってあまり出てきません。

ときどきテレビのワイドショーなどで、年金の解説なんかをしている方を見かけるくらいです。

つまり、下手をすると、最も世間の認知度が低い士業かもしれません。

 

このブログにいらっしゃった方は、社労士という資格に興味を持っている方だと思います。

ということで、社労士がどのような業務をするのか、概要を記したいと思います。

 

まずは労働基準法関連では、会社の就業規則を作成、届け出たり、36協定を提出したり、これが社労士の仕事です。

労働者災害補償保険法関連では、労災が起こったときの手続きなどがあります。

雇用保険法関連では、被保険者資格の取得や喪失の届出や、育児休業給付金や高年齢雇用継続給付金の支給申請などが挙げられます。

労災保険と雇用保険を合わせて労働保険というのですが、労働保険料の申告書を作成し、提出するのも社労士の仕事の一つです。

健康保険法、厚生年金保険法は、被保険者資格の取得や喪失、その他の請求などが挙げられます。

こうやってみると、会社に必要な手続きばかりです。しかも、これらの法律は毎年のように改正されています。

また、パワハラやセクハラ、その他労使トラブルの相談に応じることも多々あります。

 

社労士はこれらの手続きをスムースに間違いなく行うことを業務としています。

どうですか? みなさん、社労士に興味を持っていただけましたか?

社労士に興味を持っていただけたのなら、一緒に社労士をメジャーな資格にしていきましょう!