社労士を受験するにあたって、もちろん資格の学校に通うのが一番いいと思います。だって、まずは動機づけができるし、充実したテキストで、プロの講師の、充実した講義を聴くことができる。もし授業中にわからないことがあれば、その場で講師に質問して教えてもらうことだってできるし、教室に集まった同志と仲良くなれば、お互い悩みを相談し合える。とにかく環境が整っていますからね。
だけど、仕事を持っていれば、突然残業になったり、休日出勤になったり、なかなか資格の学校に通えない事情もあります。また、費用だって、どこの学校も20万円以上かかります。20万円といったら、すごい大金です。社労士講座に20万円も掛けて、もし不合格になったらと思うと、なかなか踏み切れませんよね。
その点、独学は、テキストと問題集を買いさえすれば、いつでも、どこでもやることができる。といっても、なかなか時間を作ることが難しいし、モチベーションを保つことも大変です。周りに質問に答えてくれる人もいないし、相談に乗ってくれる仲間もいないから不安もあります。
独学で社労士試験を突破するための極意ってなんだろうって考えると、まずは、自分なりの毎日のペースを作ることだと思います。社労士の試験日である8月第4週の日曜日までのスケジュールを立てて、例えば、毎日19時～22時までは、○○（場所）で学習する。というふうに、社労士の学習を、生活の一部にしてしまうことです。そうすれば、自然と頭も体も学習に慣れてきますよね。（これは資格の学校に行っている方も同じですけどね。）
あとは、自分なりのペースを作っていくこと。例えば、色々な学校で行われている模擬試験なんかでペースをつかむのもいいかもしれませんし、あるいは、ボクが講師をしているメダリストクラブ主催の全5回の社労士講座でペースをつかむのもいいかもしれません。
とにかく確かに独学は難しいですが、色々なものを利用して、モチベーションとペースを守りましょう。
