昨年からでしょうか。
髪の毛に白いものが増え始めました。
少しずつ薄くなってきてはいたのですが、白髪がほぼないことだけが自慢だったのに……。
自分だけは年を取らないと思っていたことが、大きな間違いだったことに気づかされました。
そのうえ膝が痛い。
ボクは子供の頃からずっと野球をやっていて、毎日プールで2キロ泳いでいて、体についてはしっかり鍛えているつもりでいたのに、昨年あたりから、ときどき膝が「ぐきぐき」と痛みます。それも並大抵の痛さじゃない。
昨年の秋に突然歯が抜けてびっくりしたし、夏には網膜に穴が開いて緊急手術を受ける羽目になりました。
いまも、腰が痛い、足が痛い、目がかすむ……。
そんなことばかり、自分の体に苦情を言っています。
そう思うと、年金って必要ですよね。
年を取ったら体が思うようにならなくなって働けなくなる。
それを痛感しはじめましたからね。
ボクの身の回りにも、「ああ、年を取ったなあ」と思う方たちがいっぱいいます。ついこのあいだまでせわしなく走り回っていたおばさんが杖をついて歩いているのを見かけたり、いつも飲んだくれていたおじさんの姿を見かけないなと思ったら病気を患っているという噂を聞いたり。みなさん若いときに真面目に働いてきた頃に支払っていた年金を受け取って生活しているのだと思います。
ただし、ボクのように国民年金だけにしか加入できない人間は、ゆくゆく年金だけでは暮らしていけない。1月当たり7万円にも満たない額で、どうやって暮らせっていうのでしょう。政府にはしっかり考えていただきたいものです。
個人事業主も厚生年金保険に加入できる制度を作るとか、もう少し年金額を上げるとか、いろいろ手はあると思います。
昨年、ひしひしと老化を感じはじめてから、ボクは将来の自分の生活が不安になりはじめています。