9月14日にメダリストクラブの社労士講座を受講した方々の健闘を称えるために、

慰労会を行いました。

平日の19時からだったせいもあり、3名しか集まりませんでしたが、

試験当日の話や試験を受けた感想などをうかがうことができました。

 

みなさん共通しておっしゃっていたのは、

選択式は簡単だった。だけど択一式が一筋縄でいかなかった。

ということです。

 

例えば、択一式の労基法の[問1]だって、

下の休業手当の条文は受験生なら知らない方はいないはずです。

 

使用者の責に帰すべき事由による休業の場合においては、使用者は、休業期間中当該労働者に、その平均賃金の100分の60以上の手当を支払わなければならない。

 

だけど、今年の問題のような出し方をされると、困ってしまうんです。

 

使用者の責に帰すべき事由により半日休業した場合の休業手当に関する記述のうち正しいものはどれか?

賃金:日給 1日10,000円

半日休業した日の賃金は、半日分の5,000円が支払われた。

平均賃金:7,000円

 

答えは単純。

平均賃金の100分の60は4,200円ですから、5,000円はこれを超えています。

だから、休業手当は発生しないというのが答えなんですね。

なのに、労災の一部労働した場合の休業補償給付とごっちゃになってしまい、

つい謝った選択肢を選んでしまう。

問題の出し方によって訳が分からなくなるいい例ではないでしょうか。

今年受験される方、とにかく問題をいっぱいやりましょう。

 

ということで、みなさんそれぞれやり切ったのではないでしょうか。

結果はどうなるかわかりませんが、お疲れさまでした。