ときどき訊かれます。
「社労士ってどのような仕事をするんですか?」
「社労士の仕事って面白いですか?」
うーん……、難しい質問ですよね。
一言で社労士と言っても、人によってやっていることはまちまちです。
もちろん社労士の独占業務である労働基準監督署、公共職業安定所、
年金事務所へ向けた書類の作成、提出等は業務のベースとなりますが、
それ以外の部分についてはいろいろと異なります。
例えば、細かい作業や数字が得意の方は、社会保険料の知識を生かして
給与計算の業務にたけているかもしれません。
(実際給与計算は、税理士や社会保険労務士が委託していることが結構あります)
また、話すのが得意という方は、セミナーは講演などを行う業務なんかもあります。
教えるのが好きという方は資格の学校の講師の仕事もありますし、
固い仕事というのであれば、労働基準監督署などで仕事をするということもあります。
ボクの場合、書くのが得意だったので、一時期はいろいろと書くことをやっていました。(最近はめっきりなくなりましたが)
というわけで、社労士の仕事と言っても、十人十色、人それぞれです。
みなさんも自分の得意分野を思い起こしてください。
得意なことなんか何もない、なんて方はいないと思います。
みなさんがお持ちの得意分野を、どのようにしたら社会保険労務士の業務に生かせるかを、想像して、探ってみてください。
もしかしたら今までになかった社労士像が出来上がるかもしれませんし、
社労士という仕事が、より楽しいものになるはずです。