実は、ボク、今年の5月で59歳になりました。
「59歳の誕生月」といえば、社労士試験を受験する方ならピンと来るはずです。
さて、なんでしょう……?
チックタック、チックタック……。
そうです。これまでの加入履歴や年金の見込み額などが書かれた「年金定期便」が送られてくる時期です。
35歳、45歳、59歳。この年齢の誕生月は、節目の月として、封書で年金定期便が届くことになっています。
正解しましたか?
テキストを作りながらカミさんにそのことを話すと、
「へえ、そんなものがあるんだ?」
と訊かれました。そして、すかさず、
「うん。年金定期便が届いたら、社労士講座緒の受講生の方たちに実物を見せようかな?」
ボクが言うと、カミさんがポツリ。
「情けない年金額を見せたら教室が南極くらい凍てつくよ」
言われるとその通り。
ボクは厚生年金保険に15年程度しか入っていませんから、厚生年金保険は雀の涙。国民年金の給付はもとから雀の涙だし……。
それからなぜか怒りに。
老齢基礎年金って安すぎるだろ!
あんな額で生きていけるわけがないし。
個人事業主も厚生年金保険に加入させてくれればいいんだ!
おかげで老後が不安、下流老人決定じゃん!
そして、最後は涙に。
ということで、年金定期便はそっと引き出しにしまうことにしたボクなのでした。