社労士の受験勉強をしていると、あるところで壁にぶち当たります。
「ああ、オレにはむりだ。もうやめてしまおう!」
と、髪の毛をかきむしることになります。
これは誰もが通過する道です。
社労士試験にめでたく合格した人も、残念ながら不合格だった人も、試験に辿り着いた人の多くが経験することです。
この「あるところ」とはどこか。
はっきり言います、「年金」です。
社労士試験の受験をあきらめる人の多くは、年金で挫折するといっても過言ではありません。この年金の壁を通過できた人が社労士試験の受験に到達します。
かくいうボクも年金で挫折しかかりました。
髪をかきむしりながら「もうだめだあ!」と叫びました。
だけど、ここであきらめたら終わりだったんですね。
本当にあきらめなくてよかった……。
ここでボクから、年金の壁にぶち当たった人へのアドバイスです。
「厚生年金保険を学習する前に、まずは国民年金を完璧にした方がいい。」
正直、国民年金法は厚生年金保険法に比べて数倍簡単です。ですから、まずは国民年金を片付けてしまう。そうすると厚生年金保険法と国民年金法は重複している部分もあるんですね。だから、重複している部分は飛ばしていいということになる。あとは厚生年金保険の独特の部分を覚えればいいんです。
これに気づいて、ボクの年金学習は、結構楽になりました。
年金が分かりやすくなりました。
実際の試験でも、国民年金法は満点、厚生年金保険法は7点だったので、ボクなりに自分に合ったやり方だったと思います。
と同時に、年金を学習するにあたっての最善策ではないかとさえ思っています。
これから社労士試験を受験される方、壁にぶつかっても絶対にあきらめないで、その壁を乗り越えてください。