「将来の夢は?」

子どもにそう訊くと、

男の子だったら、「プロ野球選手」とか、「医者」とか、「弁護士」とか、

女の子だったら、「ケーキ屋さん」とか、「お花屋さん」とか、もちろん「医者」とか「弁護士」とかいう子も多いと思います。

 

かくいうボクも、子供のころの夢は「プロ野球選手」でした。

小学校まで野球をやっていたのですが、

ボクの時代の部活は地獄。

監督やコーチ、先輩からのしごきや理不尽な仕打ち当然の時代だったので、

中学からは野球はやりませんでした。(野球で夏場に「水を飲むな」って言われるのが一番辛かった……。といっても、隠れてトイレで飲んでいましたが。)

それに比べて、いまの時代はみんな丸くなって、っていうか、ハラスメントの目が厳しくなって、ボクの子供時代のようなことはないようです。

 

あ、話が脱線してしまった。

元に戻します。コホン……。

 

子どもの将来の夢に出てきそうな士業と言えば、「弁護士」とか「税理士」くらいでしょうか?

他の士業、特に「社労士」なんか、絶対に子供の口から出てくることはないでしょう。

それは知名度が低い。あまり社会に浸透していない。テレビに出る機会も少ない。

理由はいろいろあるとは思いますが、一番は、社労士って大人になってから興味が出てくる仕事だからではないでしょうか。

 

労働基準法、雇用保険、健康保険、年金……。

 

大人には身近ですが、子どもにとってはまったく未知な話です。

ということで、前にも書きましたが、

学校教育に「年金や保険の話」があっても、いいんじゃないかと思うのですが。

皆さんはどう思いますか?