自分で社労士をはじめて寂しくなることがありました。業務を行っているとき、それまでは同僚だとか、部下だとか、上司だとか、とにかく周りに人がいたのに、いまはいつも自分ひとりだけ。周りに誰もいないので、ちょっと孤独感が漂います。
誰かに相談しようにも誰もいません。労基署やハローワークや年金事務所に相談の電話をするくらいです。
むしろ人間関係がなくなっていいじゃないかって方もいらっしゃいますが、まあ、確かにそうなのですけれども、そうじゃないときもあって……。
本当に自分で仕事を始めたころは静かだった気がします。
だけど、いまとなっては、クライアントのところに相談を受けに行ったり、一緒に飲みに行ったり、ゴルフをしたり、周りにたくさんの人がいます。
みんな素敵な人ばかりです。
それがとてもうれしいんですね。
「社労士になって開業すると孤独で寂しいかもしれない」
そんなことを考えている方がいるとすれば、心配はご無用です。
すぐに仲間や同士が現れます。
そして、その方々と一緒に有意義な時間を過ごすことができます。
人間って、生きている限り、人付き合いが必要です。誰ともかかわらずに生きてきた、または、誰ともかかわらずにいま生きている、そんな人は絶対にいません。
たくさんの人に支えられ、自分も誰かを支えている。
それが感動を生むのだと思います。
社労士の仕事など小さなことばかりで、誰かに助けられてばかりだと感じています。それでも、小さいながらも誰かの役になっていることがあるのであれば、それは素敵なことだと思います。
いま、このブログを読んでくださっている皆さんの周りにも、たくさんの人がいると思います。その人たちに感謝の気持ちをもって接するだけで人生が楽しくなるかもしれません。