前々回、本年度は早めにテキストの選び方をお話ししました。ということで、問題集の選び方も早めにお話しします。
ご存知の通り、社会保険労務士試験は選択式と択一式の2つの問題形式があります。この2つの問題形式に対応するためには、やはり選択式、択一式の問題集を購入すべきです。こういうところで決してケチってはいけません。テキストと同様、問題集も、価格ではなく内容を見て買ってください。
では、まずは選択式の問題集。
ボクが好きだったのは、持ち運びができるタイプのものです。B6版くらいでしょうか。赤いシートで字を隠すタイプのものがありますよね。ボクは、それを使っていました。
なぜかというと、選択式の問題集は、基本的に移動の時間、電車の中や、バスの中でやっていたからです。
カバンからすっと取り出して、赤いシートで隠して、少しずつめくっていく。これで結構覚えられた気がします。
特にこの選択式問題集は、社労士のテキストを読んではやってみる。読んではやってみる。
記憶の定着を図るのによかったと思います。
次に択一式の問題集。
択一式の問題集は、書店に行くと、いろいろありますよね。
数も多いですが、タイプも多い。
ボクはこれを4つのタイプに分けています。
1.過去問5択タイプ
2.過去問〇×タイプ
3.オリジナル問題5択タイプ
4.オリジナル問題〇×タイプ
この中でボクが最も好きなのは、2の過去問〇×タイプ。なんやかんやいっても、社労士試験は出題されやすい部分、論点があります。過去問は、これを把握するのにぴったりです。
また、5択式は、例えば、正しいものを選べという問題で、Aが正しいと思ったら、B~Eは読み飛ばしてしまいます。これってもったいないですよね。その点、〇×式は1個1個の問題にじっくり取り組むことができます。
だから、ボクのおすすめは過去問〇×タイプ。その上で、できるだけ問題数が多い問題集がいいと思います。