平成30年11月9日、社会保険労務士試験の合格発表がありました。
社会保険労務士試験オフィシャルサイトのホームページに、平成30年度の社会保険労務士試験のデータが詳細に掲載されています。
http://www.sharosi-siken.or.jp/
平成30年度の合格率は6.3%、昨年より0.5ポイント下がりました。これからもだいたい6%くらいで推移していくのでしょうか。
と、ついつい合格率に目が行きがちですが、ボクがいつも気になるのは受験率です。
平成30年度の受験申込者数は49,582人(前年49,902人)で、実際に受験した方も数は38,427人でした。
この数字からもわかる通り、実に11,155人もの方が受験の申し込みをした者の、受験することを断念しています。割合で言うと、22.5%。
この数字って、とても多いと思います。
察するに、5月末の申込み時点では、やる気満々だった。
しかし、仕事や家庭の諸事情により、十分な学習ができず、合格に達する力がないと判断した。
それで受験を断念した。
又は、社労士試験の学習が難しくて思ったように頭に入らなかった。
それで受験を断念した。
そんな感じの方が11,155人もいらっしゃるということです。
もったいないと思いませんか?
せっかく受験を思い立ったのです。必死に、それこそ死に物狂いで学習したら、合格に至っていたかもしれません。
確かに、社労士試験に合格することはそう甘いものではありません。
(あ、「社労士試験を甘く考えていた」なんて理由で受験を断念した方もいそうですね)
だけど、それだからこそ、合格したときの歓びはひとしおです。
ボクのところにも数人から「合格しました」という連絡が来ています。こういう連絡をいただくと、自分のときと同じくらいうれしくなります。
来年度の社労士試験の受験を考えられている方。まずは「受験する力」をつけましょう。そして、受験してみましょう。
当たり前ですが、受験をしなければ、絶対に合格することはできません。