2020年11月6日に第52回社会保険労務士試験の合格発表がありました。
前回のブログでは、「受験率」について語りましたので、今回は受験率以外のことをお話ししたいと思います。
まずは「合格率」について、合格率はここ4年ほど6%代になっています。少し前までは、合格率が高くなったり、低くなったり、不安定でした(2.6%なんて年もありました)が、どうやら6%代に落ち着いてきたと思われます。多分ですが、今後もこのあたりの合格率で推移するのではないでしょうか。ということは、上位6%に入る学習をしなければならないということ。100人受験して6人しか合格できない試験だと肝に銘じて学習してください。
ということは、生半可な学習では合格できません。
大事なのは、いかに時間を作って学習するかです。
・忙しくてなかなか学習する時間がない。
・最近もの覚えが悪くなった。
そんなことは理由になりません。
ということで、もう一つ気になるデータです。
合格者の年齢別の割合ですが、20歳代以下(12.3%)、30歳代(30.1%)、40歳代(30.1%)、
50歳代(18.7%)、60歳代以上(8.8%)となっています。
つまり、50歳以上の合格者の割合は、27.5%。
予想以上に50歳以上の割合が高いと思いませんか?
50歳代と言えば、多くの人は中間管理職。仕事も忙しく、毎日があわただしく過ぎているに違いがありません。また、ボクもそうなのでわかりますが、老眼も結構ひどいはずです。テキストを読むのだって辛い。
60歳代以上は、いわずもがなです。
そう考えると、「忙しくて学習する時間がない」とか、「最近もの覚えが悪くて」なんて言い訳はできませんよね。
さあ、「上位6%に食い込むぞ!」を合言葉に、しっかり学習していきましょう!