令和5年10月4日に第55回社会保険労務士試験の合格発表がありました。

その結果については、次の通りです。

 

1.受験申込者数 53,292人(前年比2.0%増)

2.受験者数   42,741人(前年比5.2%増)

3.受験率    80.2%(前年77.8%)

4.合格者数   2,720人(前年2,134人)

5.合格率    6.4%(前年5.3%)

 

まずは合格された方、おめでとうございます。

せっかく取得した資格です。有意義に使ってほしいと思います。

不合格だった方、残念ですがあきらめないで、来年度こそ合格しましょう。

そのために今からプランニングをしておくといいと思います。

 

ということで、データを見ての感想ですが、受験申込者数が増えて、実際の受験者数も増えています。コロナが落ち着いてきたからだと思いますが、社労士に関心を持ってくれる方が増えてうれしい限りです。

 

そして、毎年ボクが気にしている受験率も、80.2%まで上がってきました。2年前は、確か74%だったと記憶していますから、だいぶ持ち直したと思います。

きっと多くの方が受験しようと思えるレベルまで学習することができたのでしょう。

それでもまだまだ高い数字とは言えません。社労士試験の受験料は安くないので、受験申込者全員が受験しようと思えるレベルまで学習できればいいなと思います。

 

そして誰もが気にする合格率は6.4%。

昨年は例年よりも低い5.3%でしたから、今年は例年に戻ったといった感じでしょうか。

 

上のデータには載せていませんが、最高齢合格者は76歳。感服するしかありません。

 

ちなみに合格基準は以下の通りでした。

 

選択式は総得点26点以上かつ各科目3点以上、

択一式は45点以上かつ各科目4点以上

 

どちらも救済はなく、おおむね資格の学校の発表通りの結果だったようです。

 

もう一度書きます。

合格した方、おめでとうございます。

不合格だった方、これにめげずにもう一回チャレンジしましょう。

あきらめたらそこで終わります。