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受験生が不安な一般常識について、厚生労働白書から出題されそうなところを一部抜粋したいと思います。

参考になるかもしれませんし、「たまたまここを見たから助かったあ!」なんてことがあるかもしれません。

 

興味のある方はどうぞ!

 

■少子高齢化の進展

 

我が国の人口構成について、年齢3区分別人口で推移を見てみると、1970(昭和45)年の時点では、高齢化率は7.1%とおよそ14人に1人が高齢者の社会であったが、医療水準の向上等により平均寿命が上昇する一方で、1974(昭和49)年以降、合計特殊出生率が人口置換水準を下回る状態が続いてきた結果、少子高齢化が急速に進展し、2016(平成28)年では、高齢化率が27.3%と4人に1人以上が高齢者の社会となっている。また、生産年齢人口割合についても、1990(平成2)年以降減少を続けている。

 

■非正規雇用労働者の割合

 

近年、非正規雇用労働者が増加し、全体の雇用者に占める割合も4割近くになる中で、こうした雇用者の就業状況の変化は、家計所得の動向とも関連をしている可能性がある。世帯主の年齢階級別に世帯主の就業状況について見てみると、世帯主が30~50歳代の世帯においては、2004年以降非正規雇用労働者が世帯主である割合は増加傾向にあるものの、おおむね全体の1割程度となっており、現役世代では全世帯に占める非正規雇用労働者が世帯主である割合は、それほど多くはない。

 

■高齢者世帯の年金収入比率

 

公的年金の実受給権者数は2015(平成27)年度末で4,025万人(総人口の約32%)、2015年度の給付総額は約54兆6千億円(GDPの約10%)であり、年金は高齢者世帯の収入の約7割を占めるとともに、5割を超える高齢者世帯が公的年金による収入だけで生活している。

 

■国民年金保険料と厚生年金保険料率

 

国民年金保険料は2005(平成17)年4月から毎年280円ずつ引き上げて、2017年4月には16,900円(いずれも2004年度価格)で固定されており、厚生年金保険料率は2004年10月から毎年0.354%ずつ引き上げて、本年9月には18.3%で固定される。

 

みなさん、いかがでしたか? 参考になりましたでしょうか?

 

また次回も厚生労働白書からデータを抜き出したいと思います。

 

 

 

 

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