社労士試験本番まで、あと2か月を切りました。
「まだまだ先だ」という気持ちが、そろそろ「もうすぐだ」という気持ちに切り替わったのではないでしょうか。そろそろアクセル全開、フルスロットルで行かないと、社労士試験本番で、涙を飲むことになりかねません。
ここまで順調にきている方は、しっかり気を引き締めて、ここまでいまひとつ調子の出ていない方は、そろそろ本気モードになって、学習を進めなければなりません。
ここで重要になるのは、どの部分を、どのタイミングで学習するのか、しっかり計画を練っておくことです。
例えば、保険給付関係の学習は、重要部分なので、いまこの時点で、だいぶ頭に入っているはずですよね。これを忘れない程度に学習していく。保険給付など社労士試験の柱となる部分は、なるべく早いうちに、絶対的に覚えておかなければなりません。その上で、試験当日に、瞬間的な記憶で乗り切ろうという分野もあるはずです。
例えば、雇用保険法の「所定給付日数」や「特定受給資格者」、「特定理由離職者」の定義、あるいは、法律全般にわたる目的条文や罰則について。
これらは早い時期に覚えても、すぐに忘れてしまうだけです。だったら、なるべく試験当日が近づいてから頭に叩き込んだ方がいいです。
ボクの場合、目的条文については、結構早めに覚えた気がします。(毎年、選択式問題に必出ですからね。絶対にやっておかなければなりません)
ただし、罰則は、「前日」に、百円ショップで単語帳を買ってきて、これに書いて覚えました。それに「所定給付日数」と「特定受給資格者」については、当日、選択式が終わった後、択一の前の昼休みに記憶しました。
はじめから、そうするつもりだったので、「オレは今さら何をやってるんだ」と、特に動揺することはありませんでした。
結果、罰則も、特定受給資格者についても、択一式に出題され、うまい具合に正当を出すことができました。
大切なのは、「まだやっていない」と、後で焦らないことです。そのためには、中期計画、短期計画と、自分なりに何を学習するか、何を覚えるか、シミュレーションしておきましょう。