9月26日、メダリストクラブの社労士講座を受講した方と慰労会ということで飲みに行きました。
その方曰く、選択式問題は比較的簡単だったが、択一式問題は例年より難しかったそうです。実際、選択式問題は40点中34点、択一式問題は70点中45点だったそうです。
9月になって各学校が合格ラインを発表し始めました。
選択式問題は、だいたい例年通り。
択一式問題は、42~43点、例年より合格ラインは低いという予想が出ています。
択一式で思ったより点が取れなかったと思っていた方には朗報かもしれません。
話を元に戻しますが、その方が興味を持っていたのが「事務指定講習」でした。「事務指定講習」について、全国社会保険労務士会連合会のHPには次のように書かれています。
社会保険労務士試験に合格された方は、社会保険労務士となるための資格要件として、所定の実務経験が必要とされます。
この講習は、社会保険労務士法第3条第1項(資格)の規定に基づき、社労士となるための資格として、国家試験合格等に加え、「労働社会保険諸法令事務について2年以上の実務経験」又は「厚生労働大臣がこれと同等以上の経験を有すると認めるもの」が要件とされていることに伴い、当連合会が厚生労働大臣の認定を受けて「2年以上の実務経験」に代わる資格要件を満たすために実施するものです。
したがって、この講習の修了者は「2年以上の実務経験」と同等以上の経験を有するものと認められ、社会保険労務士法第14条の2に規定する社会保険労務士の登録を受けることができます。
https://www.shakaihokenroumushi.jp/qualification/tabid/229/Default.aspx
つまり、社労士関連の業務経験のない人は、たとえ社労士試験に合格しても社労士登録ができませんから、これを補うために行われるものです。
そこで、昨年メダリストクラブの社労士講座を受講し、社労士試験に合格して、事務指定講習を終えたばかりの「先輩」に来ていただき、いろいろ話をしていただきました。
睡魔との戦いだったとか、科目によっては意味が分からない授業もあったとか、通信教育の書類の量が多くて大変だったとか……。
今年の受講生は興味津々。目を輝かせて話を聞いていました。彼にとっては、とても有意義な時間だったのではないでしょうか。
それにしても、こうして興味ある話をしていただけるのも、がんばって合格した方がいてこそです。毎年社労士試験に挑戦し、勝利を掴んでいる方々に感謝です。