ボクは、去年還暦を迎えました。

還暦なんてずっと先のことだし、還暦になった人はみんなおじいちゃん。

そんな風に思っていたのですが。いざ自分が還暦を迎えると、

意外と少年のまま。おじいちゃんっていう感覚がないんです。

まあ、それがいいことかどうかはわかりませんが、

多分ボク以外の方も同じような感覚ではないかと思います。

 

ボクは昔から野球をやっているのですが、

還暦が近くなった頃から、シニアチーム(60歳以上のチーム)から

スカウトの電話がかかってくるようになり、実際あるチームに入りました。

 

そして練習をしたり試合をしたりしているんですが、

当然シニアチームでは、ボクは若い方です。

70歳代の方々もいますから、いま仕事をしていない方がほとんどです。

だからシニアよりも上のリーグ(70歳以上を対象としたリーグ)では平日の試合もあるそうです。

 

「去年、オレ、数えてみたら140試合くらい出場してたよ」

 

なんて方もいらっしゃいます。

 

プロ野球選手だってフル出場で135試合なんですから、思わずボクは、

「プロかっ!」

って突っ込んでしまいました。

 

そう考えると、現政権が目指している「70歳まで働きましょう」的な政策は正しいのかもしれませんね。

だってみんな元気なんだもん。

雇用機会があれば、きっと働けると思います。

そうすれば年金の繰下げも増えるかもしれないし、まあいろいろと変化は起こるでしょう。

 

あ、だけど平日の試合ができなくなる。

そうなったら年間140試合をしている諸先輩方は、嫌がるかもしれませんね。