2019年度の社労士試験が8月25日に終わりました。
受験された方、お疲れさまでした。
いい結果を得られたでしょうか?
それとも……。とりあえず、いまは発表待ち。ゆっくりしていただければと思います。
早速ですが、今年の問題を見てのボクの感想です。
選択式問題は40問中22問が数字の問題でした。
数字の穴埋めの科目ごとの詳細は以下の通りです。
労働基準法・労働安全衛生法→0問
労働者災害補償保険法→2問
雇用保険法→4問
労働に関する一般常識→2問
社会保険に関する一般常識→3問
健康保険法→5問
厚生年金保険法→4問
国民年金法→2問
やはり、選択式問題は数字が頭に入っていたかどうかが、ひとつの合否の分かれ道になっているようです。
また、例年通り、労働に関する一般常識と社会保険に関する一般常識が難しかったようですね。特に労働に関する一般常識は、多くの受験生が苦労したのではないでしょうか。
私が教えた方々には、
「選択式が終わった後で自己採点をして、あとを引かないようにしてくださいね」と言っておいたのですが、どうだったでしょう。
昼休みに答え合わせをして落胆。午後の択一に響いたなんて人も多いような気がします。
自分ができない問題は、他の人もできない。
選択式問題を解くときは、これくらいの自信が必要かもしれません。
ただし、相変わらず一般常識の問題は運、不運に左右される部分が多いように感じます。
それ以外の科目については、最低でも3問は獲得できる問題であったと思います。
毎年どこかで確実に出る目的条文、今年は労働安全衛生法でしたね。
来年は、目的条文はどこから出題されるのでしょうか?
いずれにせよ目的条文は、確実に覚えておかなければなりません。この問題を落としているようでは、なかなか社労士試験に合格することは難しいと思います。
労働一般、社会保険一般については、救済の可能性もあるのではないでしょうか。
では、11月8日の合格発表をお楽しみに!