モチベーション(motivation)は、「意欲(やる気)」や「動機づけ」といった意味でよく使われます。何をするにつけても、成功するためには、モチベーションを持続させることが大切です。
何かを成し遂げようと思い立ったとき、この瞬間は、間違いなくモチベーションが上がっています。しかし、壁にぶつかったり、思うようにいかなかったり、他の用事があったり……、さまざまな理由でモチベーションが下がっていきます。例えば、勉強しようと思っていた時に、奥さんに「ちょっと出掛けるから子供の面倒を見て」と言われたり、年金制度が思うように覚えられず嫌気がさしたりしたら、モチベーションは下がりますよね。
だから、モチベーションを持続させることが重要だと、ボクは思います。
ボクは、決して「奥さんからの命令(い、いや、お、お願い……で、すよね)を断りなさい」と言いたいわけではありません。むしろ「奥さんからの命令、あっ、お願いを聞き入れつつ、モチベーションを持続させましょう」と、より発展的なことを言いたいわけです。
そのためにはどうすればいのか。
特にボクの場合、社労士試験を受けようと思ったとき、まだ子どもが一歳でしたから、奥さんの命令(いや、し、指示、い、いや、お願い)を無下に断ることはできませんでしたからね。もし無下に断っていたら、どんな恐ろしいことが待っていたかも知れない。
ボクは、社労士になっている自分の姿を想像して、モチベーションを持続させました。
例えば、
「社労士になったら、会社勤めをしなくてもよくなるかもしれないぞ」とか、
「社労士になったら、色々な人に巡り合って、楽しいことがいろいろあるかもしれないぞ」とか、
「社労士になって自宅を事務所にしたら満員電車に乗らなくて済むぞ」とか、
そんなことを妄想しながら、これをモチベーションに頑張ったわけです。
みなさんも、壁にぶち当たってくじけそうになったときや色々とめんどくさいことが重なって鬱陶しくなったとき、社労士試験に合格して、社労士として活躍している自分の姿を想像してください。それが、きっとモチベーションの持続になると思います。