ボクの場合、開業社労士ですから、一人で事務所を構えて、しかも、一人で仕事をしています。いまこうしてパソコンを打っているときも、部屋にはボク一人だけです。
正直、寂しくもありますし、不安でもあります。
ウサギは寂しいと死んでしまうと言いますが、もしボクがウサギだったら、とっくに死んでいるかもしれません(あ、ボクの干支はウサギです!)。
寒い冬、特に夜になって冷え込んでくると、人恋しくなったり、賑やかな場所に出て大騒ぎしたくなったりもします。
ああ、サラリーマンのときは、たくさん仲間がいて、帰りに飲みに行ったり、ボーリングに行ったり、野球チームを作ったり、楽しかったなあ~、なんて振り返ることもあります。
いまデスクに座りながら「社労士になってよかった」ことって何だろうって考えていました。
ボクの場合、社労士になって一番よかったことは、色々な人と出会えたことです。
もちろんサラリーマンのときにも新しい人との出会いはありました。だけど、それって同じ業界だとか、取引会社だとか、どこか偏っている業界の方が多かったように思います。だけど、社労士になってから、実に多彩な方々と出会っています。そして、そのすべての方が魅力的です。
例えば、社労士試験の講座ひとつをとっても、講座の企画してくださる方々、受講してくださる方々、色々な人たちと知り合えますよね。
そのひとつひとつが、ボクにとっては宝物であり、財産です。だから、自分と関わる方々には、すべてハッピーでいてもらいたい。
来年度、どんな人と出会えるだろう? どんなことがあるだろう?
すごく楽しみです。
あとは、時間の使い方が自由だということも魅力かもしれません。サラリーマン時代は、平日に野球をしたり、ゴルフをしたりすることはできませんでしたからね。
いまはプレー料金の安い平日に、お客さんとゴルフに行くことだってできちゃいます。正直サラリーマンだった頃の気持ちが少し残っているようで、罪悪感を覚えることもあるのですが……。
まあ、とにもかくにも、「あなたは社労士になってよかったですか?」と誰かに訊かれたら、胸を張って「はい!」って答えられると思います。