ボクがどうして社労士試験を受けたのか。これも毎年書くテーマの一つです。

まあ、ボクの人生を賭けた勝負みたいなものだったので、皆さんの参考になるかどうかはわかりませんが書いてみたいと思います。

いま、社労士試験に興味を持っている方には、様々な思いがあると思います。

 

①人事部で働いていてスキルアップを図りたい。

②他の部署で働いているのだが人事で仕事をしてみたい。

③純粋に社労士の受験科目に興味がある。

④会社勤めに向いていないので独立する手段にしたい。

⑤とにかく資格がほしい。

 

ボクの場合、上記の理由で言うと、④と⑤の理由が大きいです。

 

特に若いときのことなのですが、どうもボクは堪え性がないようで、なにかと不満をぶつけていました。どんな不満かというと、若いサラリーマンの多くの方が、胸の奥に隠し持っているような不満です。そして、ほとんどの人はそれを堪えて仕事をしている。いま振り返ってみると、ボクと一緒に仕事をしていた方々は、みんな大企業のそれなりのポストに収まっています。我慢って大事だったんだなって思います。

とにもかくにも、ボクはサラリーマンには向かなかった。

だから、独立を考えました。

 

しかし、独立となると、通常お金がかかりますよね。

そういうお金もない。

ということで、資格を取って独立しようと思ったわけです。

 

独立して、もうすぐ20年。

「独立して良かったの」と訊かれたら、純粋に「うん」とは答えられません。

収入も大したことないし、妻にも迷惑をかけっぱなし。

ときどき悲しくなることもあります。

だけど、いろいろな人たちと出会って、仕事をして、話して、遊んで……、たくさんの楽しい思いもさせていただきました。

 

マイナスなことばかりを考えても仕方がありません。

人生もそろそろ終盤。胸を張って終われるようにしたいと思います。