いまこのブログに来ていただいている方は、
多分、多かれ 少なか れほとんどの方が社会保険労務士という
資格に興味をお持ちなんだと思います。

 

中には、他の資格と比較して「どの資格にチャレンジしようか」と、
頭を悩ませている方もいらっしゃるかもしれません。

 

ということで、今回はボクが社会保険労務士という資格を選んだ理由
についてお話しさせていただきたいと思います。

 

私が資格を取ろうと思ったのは、ただ単純に独立したかったから。

 

当時、ボクという人間は、どうやら会社という組織になじむことので
きない人間らしいということに気づきはじめていました。

 

そこで独立を思い立ったわけですが、先立つものがない。
先立つものがない上、独立して失敗したら

 

「先立つ不孝をお許しください」

 

になってしまう可能性すらあります。

 

こんなところで「先立つ」ものを見つけても仕方がありません。

 

そこで「資格だ!」 ということになったわけです。

 

で、調べたんですが、資格と言ってもいろいろあるんですね。

 

で、ますますいろいろ調べた結果、まずは「国家資格を取得しよう」と
思いました。

 

民間の資格よりも国家資格のほうが食べられそうですからね。

 

ちなみに国家資格とは、
法律に基いて国や国から委託を受けた機関が実施する資格であり、
有資格者は、一定以上の知識や技術を持っていると国が認めたものです。
この「国が認めた」を実に魅力的に感じました。

 

次に、国家資格にも、次の3つがあることを知りました。

 

①業務独占資格…資格取得が業務遂行のための必須条件となっている
資格で、資格を持たない者は、法律で規定された業務を行うことができ
ないという資格。(例)弁護士、税理士、公認会計士、社会保険労務士

 

②名称独占資格…資格を持っている者だけが、それを名乗ることができ
るという資格。(例)中小企業診断士

 

③設置義務資格…その資格を持っている者がいないと営業できないと
いう資格。(例)宅地建物取引主任者、旅行業務取扱主任者

 

さて、どれにしよう……。

 

ボクの場合、「業務独占」という言葉の響きにうっとりしました。

 

「よーし、業務を独占してしまおう」 と思いました。

 

「いや、独占されちゃってもいい」 って気持ちになりました。

 

もちろん司法試験は短期間で受かりそうもないし、税務には興味がない。
ボクに与えられた期間(半年程度)を考えれば、社会保険労務士が妥当
な線かなと……

 

というわけで、ボクは社労士の学習を始めたわけです。
いま、このブログを見てくださっている方々も、色々な思いをお持ちの
ことと思います。いろいろ考えて自分に合った資格を見つけて、チャレ
ンジしてください。

 

さて、3月5日の19時から池袋のメダリストクラブで社労士講座のガイダ
ンスを行います。興味のある方は、ちょこっと顔を出してみてください。

 

嘉瀬陽介