先日、仕事に向かう途中、締め付けられていたお腹が一気に解放され、自由になりました。
ぷちっ
って感じです。
顔面蒼白になって、お腹を触ると、ベルトが真っ二つになっています。
ボクは慌てました。
仕事がはじまるまであと25分。
まさかノーベルトで仕事に行くわけにはいきません。もしも、もしもですよ、仕事の最中にズボンが落ちでもしたら、変態扱い確定です。
ボクは、新しいベルトを買おうと、それらしい店を探して回りました。
こんなときってなかなか見つからないんですよね。
しばらく横浜の地下街をさまよい歩いたのですが、どこにもベルトを見つけることができません。
結局、ダメもとで100円ショップに入りました。
ボクだって、常識人です。まさか、100円ショップにベルトが置いてあるはずがない。そう思っていました。
ところが、
「ベルトはありますか?」
ボクが訊くと、
「ありますよ」
真面目な顔をして店員が答えます。
いやあ、100円ショップにビジネスベルトって売っているなんて、ボクにとっては天と地がひっくり返るほどの驚きでした。
だって、この商品だって、どこかの工場で製造され、どこかの問屋を経由して、この100円ショップに並べられたわけですよね。どれだけの人の手が掛かっているのだろうと思ったら、よく100円で売れるなって……、感心というより、心配してしまいました。このベルトに関係した人たちはちゃんと賃金をもらっているのだろうか。
社労士という仕事柄、どうしても労働者視線、会社視線でモノを見てしまいます。賃金は? 労働時間は? 時間外労働は? って、そんなことばかり考えてしまいます。
まあ、そんなことより、「お前のメタボの方が問題だろう」って突っ込まれそうですが。
メタボといえば、社労士試験でいうところの「特定保健指導」ですよね。
ということで、自分を戒めるために「メタボリックシンドローム」の定義を記します。(全国健康保険協会ホームページより)
内臓脂肪の蓄積を基盤に、動脈硬化リスク(高血圧・高血糖・脂質異常)を複数あわせもった状態を「メタボリックシンドローム」といいます。検査数値が「高血圧症」「糖尿病」と診断されない軽度の異常であっても、複数あわせもつと動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳卒中を発症する危険が高まることが分かっています。特定保健指導では、メタボリックシンドロームのリスク数に応じた保健指導を行います。
反省……。