みなさま、もう11月。今年も残すところ、あと2カ月となりました。
年を取ると、月日の速さに驚かされます。
となると、みなさまが社労士試験を受ける来年8月なんて、本当に瞬きしている間です。とにかく、試験日まで、脇目を振らず、まっすぐ前を向いて突っ走りましょう!
ところで、テキストは手に入れましたでしょうか。
そろそろお手元にテキストがないといけない時期ですね。
左手にテキスト、右手に筆記具、頭にハチマキ。
もうすでに受験セットは調っていることでしょう。
ということで、よく聞かれることがあります。
「先生は、どのように学習されましたか?」
ボクが先生と呼ばれるほど偉い人かどうかは別にして、ボクの学習方法が皆様の参考になるのであれば、お教えします。
テキストは、まず「読むこと」です。
何度も、何度も「読む」。
ボクの場合、大学受験の頃からそうなのですが、書きながら読みます。しかも、とにかく指を動かしたいだけなので、ノートに書いた字はまったく読めません。
そして、呪文のようにぶつぶつつぶやいています。
「労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための……云々」のようにです。
そうすると、目で見て、指で動かして、口で発して、耳で聞きながら学習できるので、記憶する時間が短くてすみます。もし暗記が苦手という方がいらっしゃれば、試してみてください。
そして労働社会保険諸法令の条文の重要部分が赤字になった問題集がありますから、それを使って覚えているかどうかを確認する。
あ、1回や2回読んだくらいでは覚えていないのであしからず。
テキストに穴が開くくらい、5回、10回、15回と、それこそ暗記してしまうくらい読み続けてください。そうすれば必ず光が見えてきます。
ときどき持っているテキストを大事に、きれいに使っている方がいらっしゃいますが、テキストがきれいなままの人は、多分、多分ですが、決して合格できないと思います。
テキストは、使い込んでなんぼです。