さすがにそろそろお手元にテキストはありますよね。
これから社労士試験のある8月まで使うテキストです。徹底的にかわいがって使ってやりましょう!
ということで、前回は初期のテキストの使い方について、覚えるまで徹底的に読むことをお勧めいたしました。今回は、中期のテキストの使い方についてお話しします。
何度も読んでいるうちに、なんとなくテキストの内容が頭の中に入ってきます。
ところが、テキストを何度も呼んでいるうちに、ある事に気づきます。
何に気づくかというと、
「覚えたことが頭の中でぐちゃぐちゃになっている」ということ。
この時期が中期です。
たとえを使うと、いろいろな種類の洋服をいっぱい買ったのだけれど、部屋に散乱していて、どこのタンスにしまうべきものなのかわからない状態です。あるいは、洋服をタンスにしまったんだけど、あの服どこだっけ? という状態です。
あれれ?
労働者災害補償保険法の遺族補償年金ってなんだっけ?
厚生年金保険法の遺族厚生年金とどこが違うんだっけ?
遺族の定義は……?
多くの受験生は、ここで嫌になります。
あーっ! 覚えられない! もー、いやだ!
こう言って、テキストを放り投げるわけです。
だけど、ここまで来たらこっちのものです。あとは整理するだけなのですから。
ボクの整理した方法を説明します。
ボクはテキストの「労働基準法」を読んで、問題集の「労働基準法」の部分をやる。次にテキストの「労働安全衛生法」の部分を読んで、問題集の「労働安全衛生法」の部分をやる。次に……。を繰り返して整理をつけました。
インプットしてすぐにアウトプットすることで整理したわけです。
みなさんも頭の中がぐちゃぐちゃになったからといって、決してあきらめないように。そこまできたらあと一歩です。