昨年の秋口、テスラ社の社長イーロン・マスク氏が、ツイッター社を買収して、社員を大量解雇。そんな事件が話題になりました。そして、「長時間労働が嫌ならやめろ」と社員に迫ったそうです。
アメリカでは、堂々とこんなことができるんですね。
こんなニュースを目にし、耳にするたびに、
「さすがアメリカンだなあ」
って感じます。
日本の会社は、そう簡単に社員を解雇することはできません。
もし日本の会社がイーロン・マスク氏と同じことをしたら大問題になります。裁判沙汰は必至。連日連夜マスコミに追い回され、たたかれることは間違いありません。
皆さんご存じの通り、日本の法律では、そう簡単に労働者を解雇することはできませんから、当然といえば当然です。
そう考えると、日本という国は「社会主義国的な要素」が強い気がしますよね。
健康保険、年金制度、生活保護制度……、日本の制度って、よく考えればアメリカンではないような気がします。
アメリカでは、保険に入っておらず医療費が払えないから医者に診てもらえない。年金制度がないから自分で資産を運用している、そんな人たちが多いそうです。
どちらがいいとは言いませんが、少なくとも日本はアメリカに比べ、労働者の権利が守られている。社会保障制度が充実している。そんな国だと思います。
その一端を担っているのが社会保険労務士。
社会保険労務士の知識は、労働法関連、社会保険関連が中心ですからね。
日本特有の資格と言っても過言ではありません。
ということで、ガイダンスはあと3回残っています。
社労士の業務について、社労士試験について、社労士試験合格のための学習法について、
興味のある方は是非ご連絡ください。